加計呂間島  
残波岬地図パノラマ写真

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 鹿児島県の離島の、奄美大島の南端、瀬戸内町「古仁屋」からフェリーに乗ると、約20分ほどで加計呂麻(かけろま)島に着きます。入り組んだリアス式の海岸に、へばりつくように走る道を進むと、作家・島尾敏雄の文学碑があります。
 ここは、島尾敏雄の小説「出発は遂に訪れず(昭39)」の舞台となった湾です。海岸線の断崖にいつくも開けられた壕に、小説に出てくるように魚雷艇が隠されていました。今ではおだやかな海岸線が続いていますが、映画の撮影のために作られた壕と、魚雷艇「震洋」が保存されています。
 現在のこの加計呂間島は、まさに何もないことが魅力の島です。がじゅまるの木の下で、のんびりと海を眺めるのが心の贅沢。ただし、オフシーズンは昼食の準備を忘れずに。オフシーズンは、島の食堂はほとんど開いていません。
   
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